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2023.2.13 子育て情報

絵本の読み聞かせ効果

最近、伺ったお客さまのお宅で、絵本の読み聞かせをさせていただきました。

聞いていたお子さまも集中して絵本を楽しみ、私も改めて絵本の良さを再確認しました。

子どもにとって絵本の読み聞かせの効果として、

①心が安定する

②想像力が育まれる

③言語能力が高まる

④感情が豊かになる

⑤集中力が上がる

というものが挙げられると思います。

どれも成長に欠かせないものですね。

 

①心が安定する

ママやパパの絵本を読む声は、子どもにとって安心感を与えてくれます。

また、ママやパパの膝に乗ったり、寄り添ったりすることで、ママやパパのぬくもりや愛情をを感じ、リラックスできます。

そして、ママやパパが、100%自分に向いてくれているという安心感を味わうことができます。

こうした親子の時間によって、子どもの自己肯定感が高まり、様々なことにチャレンジできる土台が作られていきます。

 

②想像力が生まれる

想像力とは、「目に見えないものや、これから起こるだろうことを頭の中で思い描く力」です。

想像力があると、相手の気持ちや、相手が発した言葉の背景を想像しやすくなり、思いやりをもって人に接することができるようになります。

また、絵本には、さまざまな世界や環境にいる人の話が描かれていて、いろいろな人の考え方に触れることができます。

この疑似体験により、子どもにとっての世界が広がり、人の気持ちや未来を想像する力が育まれていきます。

 

③言語能力が高まる

絵本は、子どもにとって、知らない言葉や表現がたくさん出てきます。

ママやパパに読んでもらうことにより、絵と音で同時に学ぶことができます。

また、何回も読んでもらううちに、文章の意味も深く理解することができてきます。

言葉を知り、文章の意味が分かるようになると、人の話を理解しやすくなって、自分の気持ちや考えを発信する力もついてきます。

コミュニケーション能力が高まり、授業内容や教科書を理解しやすくなり、学業にもいい影響が出てきます。

 

④感情が豊かになる

絵本を読むことで、登場人物に共感し、さまざまな感情を疑似体験できます。

いろいろな感情表現を知り、自分も感情表現をしやすくなります。

ママやパパが感情を込めて読み聞かせを行うと、効果がぐんと高まります。

感情表現が豊かになると、人の気持ちへの共感力が高まり、人の心の動きを感じやすくなり、人との良い関係を築きやすくなります。

 

⑤集中力が上がる

子どもは集中力が短く、気が散ってしまいます。

でも、日々読み聞かせを続けて、少しずつ時間を長くしていくことにより、集中力がついてきます。

集中力が付いてくると、学校の授業や習い事などでも、成果が出やすく、何事にも楽しんで取り組むことができるようになります。

結局、絵本の読み聞かせの効用は、成長してからの「読書の習慣」へとつながっていきます。

今日挙げさせていただいた5つのポイントは、大人になってからの読書でも、同じ効用が得られると言えます。

読書の習慣がある人は、豊かな人生を歩めると思います。

絵本の読み聞かせは、子どもの人生にとって、とても意義があることです。

忙しいママとパパも、お子さまの未来のために、ぜひ絵本の読み聞かせを習慣化してみてください。