今回ご紹介する絵本は、『ぞうくんのあめふりさんぽ』(なかのひろたか作 福音館書店)です。
今年の梅雨は、あっという間に終わってしまいましたが、雨降りに関連して、子どもと読みたい本は、たくさんあります。
この『ぞうくんのあめふりさんぽ』は、みんなが知っている動物(ぞう、かば、わに、かめ)が散歩中に出会い、順番に背中に乗って、最後は「みんなごきげん」でいっしょにザブーン。
このお決まりのストーリーがほのぼのとし、それでいてワクワクもします。
子どもたちも、最後いっしょに「ザブーン」のコールをしてくれること間違いなしです。
ぞうくんは散歩が大好きです。天気がいい日も、大風の日も、雨の日も散歩に出かけます。
他にも『ぞうくんのさんぽ』『ぞうくんのおおかぜさんぽ』という絵本もあります。
50年以上も親しまれ、今も多くの書店で目にします。私も大好きな絵本の一つです。
子どもたちも散歩が大好きですよね。
大人は雨の日や風の日はお家でゆっくり、と思ってしまいますが、天気によって、同じ景色も違って見えたり、傘をさし、長靴を履き、レインコートを着ると、いつもの散歩も非日常で、ワクワク感もうまれます。
また、水たまりや虹など、新たな発見したり、傘をさして転ばないように歩くといった経験もできます。
是非、いろいろな日のお散歩を、お子さんと楽しんでみてください。
でも、無理せず、お家で絵本の読み聞かせの日があってもいいと思います。