声がけひとつで子育てが楽になる!
知って得する子どもへの声のかけ方を、5つご紹介します。
片付け、着替え、トイレ、お風呂、食事。
子どもにしてほしいことを伝えても、なかなかすぐには動いてくれませんよね。
でも、いつもの声がけを少し工夫することで、子どもに伝わりやすくなり、驚くほど素直に素早く動いてくれるようになります。
では、ポイントをご紹介します。
①実況中継をする
子どもの行動を実況中継のように言葉にして伝えてみてください。
子どもは興味を持って、親の言葉に耳を傾けるようになります。
そして「これをしたら次はなんて言うのかな?」とワクワクして、進んで行動に移してくれます。
[例]
「○○ちゃん、お片付けしようとしているのかな? ぬいぐるみを手に取りました。おっと、それをおもちゃ箱へ…入れました!!!」
②直前の行動を褒める
してほしいことだけを伝えるのではなく、子どもの直前の行動を褒めてから用件を伝える。
大人も褒められてからお願いされると、何となく断れませんよね。
[例]
「パズルひとりでできたの偉いね。それじゃあ、お片付けもひとりでできちゃうのかな?」
③ぬいぐるみを使う
子どもの好きなぬいぐるみを通して話しかけてみましょう。
[例]
「私(ぬいぐるみ)と一緒にトイレに行ってくれる?」
④選択肢を与える
子どもは、人に言われたことよりも、自分で決めたことの方が行動に移しやすくなります。
声をかける時に選択肢を与え、自分で選べるようにしてみてください。
[例]
「滑り台してから帰るのと、ブランコしてから帰るのとどっちがいい?」
目的は同じでも、違う選択肢を与えることで、子どもは自分で決めた感覚になれます。
⑤『手伝う』よりも『助ける』
「手伝って」と伝えるよりも「助けて」と言われた方が子どもの気持ちをくすぐることが出来ます。
子どもはママやパパを助けなきゃと、使命感に駆られ動いてくれます。
[例]
「ママ一人ではここのお片付けは無理だわ。お助けマン助けて~。」
助けてもらった後は、「○○ちゃんに助けてもらったから、すぐに片づけられた。ありがとう。」と「人の役に立てたよ。」という言葉も忘れずにかけてあげてください。
子どもが素直に素早く行動してくれたら、ママやパパは大助かりですよね。
自分のお子さんに合った言葉がけを選んで、ママやパパも楽しんでください。