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2022.5.20 子育て情報

褒め上手な親になろう

我が子に期待や理想を高く持ってしまうと、お友だちと比べたり、長所より短所の方が見えてしまったり、褒めるより注意をすることの方が多くなってしまいがちです。

でも、それでは、大切な我が子の成長を伸ばしきれない結果になりかねません。

褒め上手な親の元で育った子どもは、自己肯定感が高く、意欲的で、小さな失敗では折れない心の強さを持っている、と言われています。

そこで今回は5つの褒め方をご紹介します。

 

①過程(プロセス)を褒める

良い結果を出した場合、結果だけではなく、過程(プロセス)もきちんと見て、褒めてあげる。

そうすると子どもは、「パパやママは自分をよく見てくれている」ということが実感できます。

 

②個性を褒める

他の子とは違う、その子独自の個性をきちんと見つめて、普段から褒める。

他の子と同じ平均値という枠を外して、子どもを見てみると、褒めるところがたくさんあることに気づきます。

③存在そのものを感謝し伝える

子どもの存在そのものを認め、感謝し、その気持ちを日々伝える。

そうすることで子どもは、親が自分の存在を無条件に愛し、喜んでくれているという気持ちを強く持つことができます。

 

④他の人からの褒め言葉を受け取り伝える

他の人から我が子を褒めてもらった時、「そんなことはないですよ」「うちの子なんて全然だめですよ」と否定してしまうことは少なくないと思います。

でも、もし、子どもがそれを聞いてしまったら、子どもの心は深く傷ついてしまいます。

普段から、他の人からの褒め言葉は否定せず、有難く受け取り、我が子と共有して一緒に喜び、さらに頑張るためのエネルギーにしましょう。

 

⑤過去と比較して褒める

過去にできなかったことで、今は出来るようになったことを褒めてあげましょう。

過去よりできた部分を見て褒めてあげると、子どもは自信がつき、自分の成長を実感できます。

また努力すること、頑張ることの価値や大切さが分かります。

 

大切な、かわいい我が子のためには、注意や叱ることは程々にして、たくさん褒めてあげることで、自己肯定感が高く、意欲的でコミュニケーション能力に長け、人に好かれる大人になれるよう導いてあげましょう。