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2021.9.24 子育て情報

手づかみ食べ

離乳食後期から取り入れたい赤ちゃんの活動として、「手づかみ食べ」があります。

でも「手づかみ食べ」が始まると、テーブルの周りや床が汚れたり、それ用のメニューを考えたりで、ママの頭を悩ませることが増えてきます。

でも「手づかみ食べ」は、それ以上に、赤ちゃんにとって大切な学びがたくさんあります。

赤ちゃんが「手づかみ食べ」から学ぶことの一つ目は、指でつまむ動き、手でつかむ動き、そしてそれを口に運ぶ動きです。最初は、ある程度大きさのあるものから始めて、形を変えたり、小さくしたりしていくといいですね。

二つ目は、赤ちゃんが食材の硬さの違いを学んでいきます。言い換えると、力の加減を学んでいくということです。柔らかいおにぎりをつぶしてしまったり、少し硬いお野菜を落としてしまったりする中で、力の入れ具合を学んでいくのです。

最後の学びとして、自ら積極的に食事に取り組む事で、食に興味を持って、食事の楽しさを感じることができるようになります。

「手づかみ食べ」は赤ちゃんにとって、学びがいっぱいです。その後のスプーンや箸のトレーニングにもつながります。

多少のことは気にせず、椅子の下に新聞紙やレジャーシートをひいたり、ちょっと工夫して、大きな気持ちで取り組んでみてください。