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2021.5.29 ママ情報

プチ不調解消 入浴法

お子さまがいると、ゆっくり湯船につかるどころか、自分の髪の毛や身体もササっと洗い、とりあえず、子どもを湯冷めさせないようにパジャマを着せるところまでノンストップ、というママが多いと思います。

でも、それだと疲れは取れませんよね。たまには、ゆっくり湯船に浸かってみてはいかがでしょうか。今できなかったとしても、そのうちできる日が来ますので、今回はプチ不調解消の入浴法をご案内します。

入浴時間は、就寝時間の1時間から2時間前がベストなようです。水温は40℃に設定してください。入浴前にコップ一杯の水を飲むと、血流がよくなり、温熱効果も高まるようです。

 

①美肌づくり

季節の変わり目などは、自律神経のバランスが崩れ、血行不良が起こりやすく、お肌のバリア機能の低下につながってしまいます。そんな時は、40℃ぐらいの湯船に15分つかって、汗がじんわり出るくらいの入浴がおすすめです。

また、パパイヤやヒノキ等の酵素系の入浴剤を使用することをおすすめします。酵素系の入浴剤には、お肌の表面の角質を分解し、汚れや古い角質を取り除いてくれる作用や、温熱作用もあります。

ちなみに、フェイスパックをするなら浴室がベストです。湿度が高く保水力がアップします。お湯につかりながらフェイスパックをすると時短にもなりますね。

 

②むくみ

湯船につかると、身体に水圧がかかります。その圧力を「静水圧」というそうです。静水圧で手足にたまった血液が押し戻されて、心臓の働きが活発になり、血液やリンパな流れを良くします。尿意も促され、塩分や老廃物の排出も促されます。

 

③かぜ気味の時

私たちの身体には、自己回復力を高めたり、免疫細胞の活性を高めてくれる、ヒートショックプロテイン(HSP)というたんぱく質があるそうです。このHSPは、傷んだ細胞を修復するたんぱく質で、身体がストレスと感じる刺激を与えることで、HSPを増やすことができます。

中でも一番効果的なのが、「体を温めること」。つまり、お風呂が最も効果的です。HSPを増やすためには、「40℃のお湯に20分」、「41℃のお風呂に15分」が効果的です。お風呂上りはしっかり保温してください。

 

④筋肉が疲れた時

首の後ろを温めて、リラックス効果を高めることが、筋肉の疲れをとりたい時に効果的です。温かくしたタオルを首の後ろに置き、バスタブの淵に頭を預けましょう。

また、「フラット浴」も効果的です。バスタブに頭を乗せ、おしりを浮かせてみましょう。浮力作用で全身の筋肉や関節を休ませることが出来ます。筋肉が緩み、リラックス効果が高まります。

 

⑤気持ちが不安定な時

昨今、長期化するコロナウィルスの影響で悩んだり、気持ちが不安定になることもあると思います。自己肯定感を高めるためにも、お風呂に入ることをおすすめします。

湯船にゆっくり浸かり、今日の楽しかったことや、自分の好きなことを口に出してみるのもいいかもしれません。マイナスな思いは、毛穴から汗と一緒にお湯で流してしまいましょう。小さなことでも自分を褒め、頭をクリアにし、気分を一新して、眠りにつくように心がけましょう。「一日一生」です。こうすれば、きっと良質な眠りにつけ、目覚めもよくなるはずです。

 

入浴と眠りはセットです。温かいお湯に浸かって、健康な体と心と、良い睡眠を手に入れ、健康維持につなげてくださいね。