前回に引き続き、ＮＨＫ Ｅテレ「すくすく子育て」で、「入学前にできなきゃいけない！？」（生活編）が放送されました。
今回は「授業中じっと座っていられるか？」「身の回りのこと（トイレ・着替え・給食）がちゃんとできるか？」「新しくお友達はできるか？」などの質問が寄せられ、番組ゲストの専門家の方々が分かりやすく答えてくださっていました。
まず、家庭でできることとしては、「興味・関心があることに集中できるようにする」「自分でやりたい気持ちを損ねないように手順やコツを教えてあげる」「食に親しむ経験をたくさん積む」ことが大切なようです。
今年は新型コロナウイルスの影響で直接の交流会はできませんが、ある小学校の校長先生は事前に幼稚園に出向いて、４月入学の新一年生たちに、入学後に小学校で植える球根や、一つ上の学年の生徒たちのお手紙をプレゼントしたりして、小学校への不安を感じさせないよう工夫をしているそうです。
この校長先生は、お父さんやお母さんに向けて、「わくわく感を大切にしてほしい」「子どもの前で心配な様子は出さないで、失敗しても何とかなったと経験談を話してあげてほしい」と結ばれていました。
親としては、我が子が小学校でちゃんとできるのだろうかと心配は山ほどあるかと思います。
でも、「立ち向かう人の心は鏡なり」で、子どもは親の心境を敏感に察知します。
ですから、お父さんやお母さんは、小学校にはこんな楽しいところだよとか、こんなおいしい給食があるよとか、わくわくするような希望の話をたっぷりしてあげて、お子さまが小学校に早く行きたいという気持ちになるようにサポートしてあげてください。
